2008年05月02日

近藤典子の片づけが生んだ奇跡

 そうじのお気に入り本として、ぜひ挙げたいものの一つは、カリスマ収納名人『近藤典子の片づけが生んだ奇跡』です。
 タイトルからしても、ぱらぱらとめくってみての目次でも、舛田光洋さんと同じ「家の問題点を改善することで、幸福が訪れるという体験的事実」を紹介しているんだな、ということが分かったので、サクっと購入し、じっくり読みました。

 舛田さんの本が破竹の勢いで売れていたタイミングでの出版からして、影響を受けたんだろうなあ。大御所としては、「私だって知ってるのよ!」という気持ちにもなったんじゃないかと邪推しておりまする(^^;
 私としては、方法論の異なる2人のカリスマが同じ事実を語っているということから、「やっぱり家と人生の相関関係はあるんだ」と自信を持つ結果になりました。

 もともと、近藤典子さんはあまり好きではなかったのです。
 何しろ私は辰巳渚さんに影響されて「片づけ」に目覚めた「捨てる派」。その視点から見ると、近藤さんは「何でも収納したがる派」という対抗勢力であって、どうも共感できなかった。
 また、辰巳さんが「働く女」代表で合理主義のイメージ、舛田さんが男性なのに対して、近藤さんは「主婦の味方」の印象。「家事が好き、掃除が好き、片づけが得意、それが高じてカリスマになりました♪」という風に勝手に思い込んで、距離を感じていました。
 しかし、この本を読んで、もともと片付けは苦手だったこと、掃除業者という仕事に成り行き上就かざるを得なくて仕方なくやっていたら「目覚め」たこと、そして「要らないモノとの上手なお別れ」のこともよく知っていたことを知り、今まで先入観を抱いていたことを恥じました。
 そして胸痛む悲しい過去…いつもニコニコ笑顔の印象の彼女に、深い傷があったことも、知らず「能力生かして成功した人はいいなー、人気者でお金持ちで羨ましいなー」などと粗雑にやっかんでいたことも、恥じました。

 舛田さんの本を散々読んで下地はできていましたから、これでもか!と挙げられる実例たちを、「そうだろうな〜」としみじみ理解して読むことができました。
 さすが経験豊富、事例も一段と感動的。読み物として読み応え十分です。さまざまなパターンを用意していますから、中には「これは私の/俺のことだ!」と他人事でなく読める事例(ケース)が含まれていると思います。私が一番共感を持てたのは、「ブラックホール」と呼ばれ、片づけ能力ゼロに等しかった“過去の近藤典子さん”かな(苦笑)。
 自分自身のことだと目を背けて、思考停止して逃げてしまいがちな「家はあなた自身です」という真理を、極端な、他人事で、はっきり見せられる例がてんこ盛りです。今、家の状態で問題を感じている人は、「他人の目で見たらこうなんだな」と感じるよすがにしてみるといいのかも。

 アマゾンの評価が3と低いのが悔しいね(^^# まあ、評価者がたった1名だからね、個人的なブレはしょうがないよね。書いた人は、片付ける/捨てると何が起こるか体験的に知らない人なんだな、「目覚め」たことがないんだな、ということが、文章から感じられて、こんな人だけかよー!と残念です(^^;
 私の評価はダントツで5です。人はどうやったら幸福に生きられるか、といった、ふか〜い思いにとらわれる本が、私は好きなのね。
 答えは、そうじよ!(-_☆
posted by eribow at 23:37| Comment(6) | TrackBack(0) | そうじの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私もこの本読みました。今そうじしなさいって言わないところがいいと思いましたね。人それぞれ抱えている問題は違い、気持ちの整理ができてからはじめて本当の意味のそうじにとりかかれるので、それまで待つ事が大事だという事には共感できましたね。今読んでいる本“ガラクタを捨てて、スッキリ暮らす 飯田久恵著”もオススメです。今家には本コーナーがないので、新たに本コーナーをもうけ、同じサイズの本をまとめてみました。手元に置く本の量は減らし、図書館という本棚を大いに利用したいですね。334/366
Posted by ひろみ  at 2008年05月08日 15:19
>ひろみさん
読んでたのを知って、早く書かなきゃと思ってました(^^)

>気持ちの整理ができてからはじめて本当の意味のそうじにとりかかれる
そうじのお陰で気持ちの整理ができる、という方向もありますけどね(^_-☆
そうじを始めて、しばらくは意味が分からなくて、
何かのきっかけでふっと「分かる」と「本当の意味のそうじ」が始まる
という感じかしら?

>同じサイズの本をまとめてみました
私は、今はジャンル別にしています

>図書館という本棚を大いに利用したいですね
辰巳渚さんが「所有ではなく、使用」という発想の転換を勧めてました
Posted by eribow at 2008年05月09日 21:56
おそうじ本、今本当にたくさんありますね。
本を買う時はアマゾンの評価を参考にしたりもします(^_^;)
おそうじ本に関しては、eribowさんの感想が参考になります(^o^)

近藤典子さんの本は有名すぎて、天の邪鬼な私は関心を示さなかったのですが、気になってしまいました〜!
Posted by ひつじ at 2008年05月11日 20:45
>ひつじさん
近藤さんの本の中では、ちょっと地味めな感じですA(^^;
私だったら、このアプローチが一番ヒットするんだけどな〜
他のもっと人気の「収納術」はどうでもいいから(笑)、この本は勧めます!
Posted by eribow at 2008年05月14日 23:57
eribowさん

私もまったく同じ!!
近藤さんはちょっと自分にはしっくりはまらないものが
ありました。
辰巳さんは「モノが少なければ当然かたすのも楽だし、収納場所も少なくてすむ」というシンプルさが理解しやすくて、私も辰巳派(?)でしたよ。

う〜ん、、でも今はeribowさんのブログが一番
身にしみるわ。
Posted by 江戸雪丸 at 2008年05月17日 09:19
>江戸雪丸さん
>近藤さんはちょっと自分にはしっくりはまらないものがありました。
私たち、メンタリティ似たものがあるのかもね(^^)人(^^)
でも、近藤さんの本の中で、これはちょっと異色です
辰巳派じゃなくて舛田派の本だけど(笑)、見かけたら手に取ってみて!

>でも今はeribowさんのブログが一番身にしみるわ。
そんなこと言って下さってありがとう〜(;_;)
雪丸ちゃんも「そうじ」して、家が快適になって、開運して、
「やっぱりeribowの言ったことは本当だったんだわ〜」と
身にしみてくれたらモットうれしいわ(笑)
Posted by eribow at 2008年05月19日 23:24

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