2008年05月08日

実家の要らない食器と母の服

 GWにじいちゃんばあちゃん孝行で、日帰りで実家に行ってきました。プロフィールにも書いた通り、両親は筋金入りの「捨てられない」「片づけられない」人間です。今回、一段とすさまじかったです。

 訪れてみて、びっくり。食器棚が何だかガラガラしていて、若干以前と様子が違う(@_@; 「やっと片付ける気になったのかな?」と不思議に思ったら、壁紙を張り替えるリフォームをすることになったので、家具を移動しなくてはならないとのこと。まあ、築20年以上経っているし、黒ずみや部分はがれもあるから、きいて納得ではあるんだけどね。
 で、「この際、食器や服を少し持っていくか?」というのです。私はもうモノは増やしたくはないんだけど、私が引き取らなければ永遠に持っているかもしれない…と危惧すると、実家を広くするお手伝いにはなるかな?と思って、できるかぎりいただいて行こうと思って、臨みました。

 まず食器。もとは料理道楽の父です。単身赴任してた時に、食器棚一本分食器を増やして帰ってきました。冠婚葬祭も親戚も多い父、もともと引き出物の食器類であふれ返っていた上に。今は子供たちも巣立ち、来客もなくなったため、食器はもう大して要らないというのに、食器棚3本分+シンク周りやら食器棚の上やらドッサリあります。
 紙袋3袋分いただくことになりました。結婚した弟の所にも徐々に譲っているようでした。
 何気なくベランダを見たら、ダンボール箱がずらりと並んでいます。開いた蓋の中には丁寧に新聞紙でくるんであるモノが!(@_@; さながら引越し準備か遺跡の発掘現場のようです。
 あれだけの食器、いつ使うんだろう、と思ったら暗澹としました。あれら準備はどれほど大変だったろうに。とっておくということは、それをまた元に戻す作業が待っているということだ。何で大量のモノを右から左へ移さなくてはならないのか?少ないモノで快適に暮らしている今の私には、理不尽な苦行にしか見えませんでした。
 もちろん、そんなことは口に出せませんが…。

 続いて、母の。母は重度の身体障害を持っているので、もう自力で外出することはできず、便のコントロールも不能なので、着られる衣服は限られていますし、外出そのものを通院以外はもうしていません。
 納戸状態の部屋へ足を踏み入れると、今まで「見なかったこと」にしていた服たちを見ることになります。回転式ハンガーにかけられた膨大な服…何百枚はオーバーですが、100枚はあるかも。
 それが、ことごとく「要らない」のです(悲)。年齢も違います。時代も違います。趣味が違って当然なのですが、見事なまでに一つも身に着けたいモノがないのです。親を喜ばせるために、ポーズだけでも持っていくふりをしたかったのですが…。
 衣服は、やっぱり「きれい」というキモチのためにあるべきですよね?「素敵」「似合う」「美しく見える」「お洒落」…母の服を身に着けてもどれも成り立たないような気がしました。私は暗い色を着ると老けて見える顔色なのですが、母の服は見事なまでに“ドドメ色”のオンパレードなんだもん(悲)。しかも基本的に安物です。枚数を10分の1にして、10倍の値段のモノを買えばいいのにね…。
 私が「要らない」と言えば、踏ん切りがついて捨てるでしょうか?今は着用可能な服は古布としてリサイクルするから、少しは罪悪感は少なくて済むでしょうか?でもあれだけの量の服を捨てるのは、どんな理由があろうとつらいだろうなー。

 そして、母のアクセサリー。上記理由で、アクセサリーも出番がないです。お菓子の入っていた箱に整然と収められていたアクセサリーたちを見て、再び落胆。ほんとうに…どうして一つもほしくないんでしょうか?(悲)
 基本的に、“高価な貴金属”ではないです。昔のおばさんファッションの基本のブローチやコサージュがほとんどですが、今の私はブローチを着ける服も着ける機会も皆無です。
 一つだけ、父親の海外旅行土産の、イタリア製のカメオはちょっとだけ素敵だな、と感じました。実際いつ身に着けるんだろう、と考えると思いつかないのですが…。考えることは同じで(笑)、母も、これは持っていると言いました。オルゴールボックスもちょうど「発掘」されましたので、数点とっておくことになりました。こういう「持っている」は意味があると思うんだよね。取り出して見ていい気持ちになれるということは、アクセサリーとして「生きて」いると思います(^_-)
 残りを「捨てる」ことはできるのかなあ…(心配)。

 「要らない」と断るのも、価値を否定するかのようで心苦しかったのですが、ここで引き取ってしまったら、後でもっとつらくなります(><; 譲ってくれようとした愛情に、深く感謝して、ゴメンナサイです(-人-)
 しかし…普段「見てみぬふり」をしていた“暗部”を直視することになって、結構げっそりしてしまいました。ほんとに…モノにはマイナスパワーがありますね。家に精気を吸い取られたよう。親は親なりに整理整頓はしてあるのですが、誰も着ない時代遅れの大量の服は、ジットリと空気を淀ませていました。

 「いつか娘に譲るかも…」という思いで、今までとっておいてくれたのでしょうね。リフォームというきっかけで、私が要らない、ということがはっきりしたら、踏ん切りがつくかな?
 実家を離れて15年余り。私もやっと「親離れ」したのかなあ、と少しさびしい感慨に耽りました。
posted by eribow at 02:23| Comment(5) | TrackBack(0) | そうじ雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
・・・ご実家、大変なことになっていますねぇ・・・(^_^;)
私も以前、母がパート先でもらってきた大量の安物(と思われる)バックを「要らない」と言ったら、「せっかくもらってきたのに!」「でも要らないものは要らない!!」とけんかになりました(-_-;)
親って、子供の趣味はわかってる、と思って疑わないものなのでしょうか・・・

eribowさんが少しもらって来たので、ご実家の食器棚が少しは片付くといいですね。
親の家は親の家、ですものね・・・結局親自身に何とかしてもらうより他はないのでしょう(^_^;)
Posted by ひつじ at 2008年05月11日 21:22
うちは両親二人元気に暮らしていますが、行くとやはり気になる点は出てきます。先日も階段の手すりのネジが取れている所があったり、花瓶の花を活け直したり。うちの親も食器、服、バック、帽子など信じられないほど持っています。以前は捨てたらと言っていた時期もありましたが、最近は整理だけしてストック食品がいくつあるよ。などと言って帰ってきます。嫁に行った娘二人分と自分の分とでバック6ヶを買ってしまう親ですが、“これはもらうけどもうこれ以上はいらないからね”と釘をさしたりしています。親心と思って感謝しつつ物減らし対策考えて行きたいですね。340/366
Posted by ひろみ  at 2008年05月13日 11:22
>ひつじさん
>実家の食器棚が少しは片付く
と思っていそいそともらおうとしたのですが、
ベランダのダンボール箱たちを見て敗北orzでした

>嫁に行った娘二人分と自分の分とでバック6ヶを買ってしまう親
それもスゴいですね〜(@_@;
でも私もかつて「お買い得だから」と同じ服を
色違いで3枚買ったりしてたからな〜(遠い目)<笑えない
Posted by eribow at 2008年05月15日 00:13
先日母からもらったバック2ヶ。そんなに気に入った訳ではないけれど、“通勤に便利だから”と言った親の言葉通り使ったみると意外と便利。色は黒地のナイロン製。携帯入れやポッケも付いて通勤には便利かも。ショルダータイプなのだけど、リュックにもなり、通勤時間の長い私には便利。そしてちょっと小ぶりのサイズなのがいい。バックが大きいと物をたくさん詰め込みがちの私ですが、小ぶりだと必要最小限の物だけ詰めます。お弁当も入る大きさで、これから梅雨や夏にも便利そうでした。363/366
Posted by ひろみ  at 2008年05月27日 14:16
>ひろみさん
亀レス、すみませんm(__)m

「持つなら使え」、いい感じにできましたね(^_-☆
お弁当が入るサイズって、重要ですよね(-_☆
Posted by eribow at 2008年06月02日 07:10

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